網膜色素変性症で障害基礎年金2級の受給決定

相談者

傷病名:網膜色素変性症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:約78万円

相談時の相談者の状況

 ご本人(20歳、男性)のお母様が無料相談会に来られた。
 内容は次の通りです。
「息子さんが20歳になり、母親が障害年金の請求手続きを行ったところ、不支給の回答がきた。納得できないので審査請求をしたいが、やり方が分からないので代わりに請求して欲しい」とのことでした。

相談から請求までのサポートと専門家の見解

 所謂20歳前障害のケースに該当する内容で、請求に際し作成された診断書を拝見したところ、障害の程度は2級レベルになっているため、不支給の決定は覆せるものと確信できた。
 お借りした診断書を精査したところ、視野の測定方法に関し説明不足の部分があると思われたので、主治医に直接面談し、事情を説明して社会保険審査官あての意見書の作成をしてもらった。この意見書を添付し、審査請求書を作成して期限内に社会保険審査官に書類を提出した。

結果

 結果、不支給決定取消通知書を受領し、障害認定日において障害基礎年金2級が決定した。年金額は、満額の772,800円です。

この記事の最終更新日 2022年5月7日 文責: 社会保険労務士 藤原謙治