急性骨髄性白血病で障害厚生年金2級の受給決定

相談者

傷病名:急性骨髄性白血病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給額:約200万円

相談時の相談者の状況

 奥様が白血病で入院中のご主人(50代前半)の障害年金の手続についてご相談に来られました。
ご主人は約3年前に発病され、次第に症状が悪化してきており、奥様はご主人の看病で忙しく手続きを行う余裕がないので代わりに障害年金の請求をしてもらえないかということでした。

相談から請求までのサポートと専門家の見解

 初診の医療機関から受診状況等証明書を取得することから着手しました。
 白血病はよく知られた病気であるため、診断書の記載内容によっては、障害の重篤さが十分に反映できないため、障害年金を請求して不支給の結果に終わることがしばしばあります。そのため、病歴・就労状況等申立書に抗がん剤、放射線治療等の内容、自覚症状の程度、就労状況(勤務配慮、休職期間)等について詳細に記述し、なおかつ、奥様から充分なヒアリングを行い、病歴・就労状況等申立書の作成に取り組みしました。

結果

 障害厚生年金2級が認定され、約200万円を受給することができました。

この記事の最終更新日 2022年5月7日 文責: 社会保険労務士 藤原謙治