筋ジストロフィーで障害基礎年金2級の受給決定
相談者
傷病名:筋ジストロフィー
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:約78万円
相談時の相談者の状況
ご本人(20代、男性)とご家族が同伴で相談に来られ、約11年前の中学生の頃、発病し、徐々に症状が進行。現在、障害者雇用枠で就労中。しかし、病は確実に進行しているため、次第に就労が困難となることは目に見えているので障害年金の受給を強く希望しているので、手続きを委任したいとのことでした。
相談から請求までのサポートと専門家の見解
先ず、医療機関に初診日の証明書を請求しました。
初診の病院では、カルテが廃棄されていたのですが、運よく2番目の大学病院の受診状況等証明書に発病時期、初診の病院名、受診日等が記載されていたため、初診日の証明は突破できました。
現在、市内の専門医療機関に通院中ということでしたので、日常生活動作の障害の程度について詳細にヒアリングを行い、弊所で作成した参考資料を添付して主治医に診断書の用紙とともに渡してもらいました。
併せて日常生活における不自由な状況を病歴・就労状況等申立書に詳細に記述しました。加えて、日常生活状況について「病歴申立書」の作成に取り組み、遺漏のないように事細かに記述しました。
結果
肢体の障害で障害基礎年金2級が認定されました。
受給できた金額は約78万円です。
この記事の最終更新日 2022年5月7日 文責: 社会保険労務士 藤原謙治