育児ノイローゼが原因で双極性感情障害になり、障害基礎年金2級を受給した事例

相談者

相談者:女性(40代)
傷病名:双極性感情障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:約122万円(遡及額432万円)

相談時の相談者の状況

幼少期より精神不安定だったものの、心療内科へ通うことなく過ごしていました。
しかし子供を出産して以降、育児ノイローゼと同居家族との確執から強いストレスを感じるようになり、子供に手を出すようになりました。
その後夫から精神科を勧められ、うつ病と診断されました。
薬を服用するも、副作用の辛さを訴えた時に医師から納得のいく説明がされず、不信感を覚え転院しました。
その後転院先の病院で双極性感情障害と診断されるが、月に一度の通院になるほど症状は回復しました。
そこで子供の養育費を確保するため仕事を始めたが、人間関係が上手くいかず症状が悪化し、退職に至っております。
相談時は症状が一層ひどくなり、自宅で引きこもり状態となっていいました。

相談から申請までのサポート

初診から現在までの治療履歴が多岐にわたっていたので、それぞれの治療期間を確認し直しました。

初診の病院が発行した受診状況等証明書の記載に、事実と相違した点がありましたが、ご本人と協力して、苦労の末、別途事実を証明する書類を入手しました。

診断書作成依頼にあたり、ご本人とご主人から日常生活の状況を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめて認定日に通院していた病院及び現在、通院している主治医に提出しました。

発病から現在までの受診履歴や過去に就業した時の状況など、ご本人がいかに苦労されながら現在にいたっているのかをお聞きし、時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成しました。

結果

障害基礎年金2級の受給が決定し、約122万円の受給が決定しました。
また遡及額として、約432万円の受給も決定しました。

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    この記事の最終更新日 2020年12月1日 文責: 社会保険労務士 藤原謙治